お知らせ
身体と遊ぼう!足首、足趾編
こんにちは!副院長の内藤です☆
今日は、以前告知しておきながら紹介していなかった
足指を強くするエクササイズについてお話をしようと思います☺
草履、下駄や雪駄などを履かなくなり6~70年、
我々現代日本人の足趾把持力低下は止まることを知りません。
皆さんはどう思われますか??
足趾(そくし/足の指のこと)は体のバランスを取るための大事な部位。
足趾の機能が落ちるとバランス能力も低下し、転倒のリスクも高まります。
ふらつくことが原因でやや膝を構える患者さんがいます。足趾から足の甲は薄く細く踵に体重が寄り切っています。
また、お腹が出てきがちな40代以降の男女も重心的には同様の傾向があるので、
足趾把持力の衰えに要注意です。将来的な体のトラブルを予防するためにも、日頃から足趾のエクササイズをしておくことが大切です。
ポッコリお腹や衰えた足趾把持力のせいで、体の重心が足裏の後ろ側にいってしまい、
踵に体重が乗るようになります。そのため、足指で踏ん張ることが少なくなり、足趾の機能や筋力が落ちてしまうのです。
では、肝心のスタミナアップについてはといえば、残念ながら
「足趾を鍛えることだけで、すぐ直接的にスタミナアップにつながることはありません。」
しかし、足趾を鍛えることで、膝の痛みがなくなり、運動できる量が増えた結果スタミナが上るや、
足趾に力を入れて立つことで下腹部の力が使われるなど、間接的な部分では縁の下の力持ちとして重要です。
外反母趾は女性に多い疾患だと思う人も多いようですが、実は男性でも外反母趾になり手術をする人もいます。
母趾がくの字に曲がってきている人や、家族に外反母趾がいる人は、特に注意が必要です。
外反母趾が悪化すると歩いているときも痛みが発生し、日常に支障が出る可能性もあります。
外反母趾を予防するためにも外転筋の運動は重要です。
一般的に、足趾把持力の鍛え方といえば、足趾を握る運動が知られています。
例えば、タオルを引き寄せるタオルギャザーや、お手玉を足趾で掴むなどのトレーニングがその代表ですが、
これらはあくまで脳卒中片麻痺などの重篤な方々へのリハビリテーションとして、なので
当院のような整骨院では最適とは言えませんね。
単純に、足指の外転筋は、足の指を思い切りパーに広げることで鍛えることができますし、
家でも気軽にできるため、忙しい方にも、オススメのエクササイズです。足趾をパーにするときは、
指が足と平行になるように意識してください。上下に反らないように横方向に広げることがポイントです。
外反母趾気味という人は、足趾を握る運動より、まずは母趾外転筋のエクササイズから始めるといいでしょう。
「足趾のエクササイズは、しっかりと足指を動かすことが大事。
骨がひとつずつ動くことや筋肉がしっかりと動いていることを意識し、
大きく遠く!関節を動かすイメージで!行いましょう!!」
足趾の筋肉は細かく分類すれば、たくさんありますが
大まかに分けると短趾筋と長趾筋と言い換えることができます。
これは手の筋肉に関しても同様なのですが、摘まむ力と掴む力の筋肉です☆
足のグーチョキパーは短趾筋を鍛えるのに最高のエクササイズです!
皆さん、是非お風呂や布団で毎日遊んでみましょう☺
また、長趾筋は足首回しでグルグルエクササイズ!
これだけで膝下の筋肉はすべて生き活きと生まれ変わるでしょう☆僕もまだ途上ですが鍛え中です(笑)
中にはこれらをすれば、「足や趾が攣る」という方々が多いと思います。
こういった方々は、脚の前後の曲げ伸ばし筋や足の表裏の握り拡げ筋や、趾の長短の摘まみ掴み筋などの間で
均衡が取れていないため、綱引き状態のまま引き攣りあったまま釣合いを取ろうとするためです。
そもそもの筋肉の歪みや、水分と電解質のバランスが崩れているため起こる症状なので
こういった方には、充分な水分と電解質の補給が必要です、思い当たる方は是非心掛けてくださいね。
リフレクソロジーも有効なので足趾、足首を鍛えたい方には是非オススメです☆
足趾、足首の強さはそのままFR(functional reach)自力回復可能な重心範囲の広さ
に直結するので、転倒防止や動作安定、運動パフォーマンスに影響します。
そして、体幹の基本的安定力は内臓の平常時での働きの安定性にも影響を及ぼすんですね。
毎日ほんの少しでも身体と遊ぶことで、心地よく健康へと歩む時間を育みましょう☆
WALK鍼灸整骨院副院長
柔道整復師 内藤
—————————————————-
大阪市福島区海老江1-11-2-106
WALK鍼灸整骨院 TEL06-6485-8484
参考文献/editeur 動ける体づくりの基本は「足趾力」にあり
今日は、以前告知しておきながら紹介していなかった
足指を強くするエクササイズについてお話をしようと思います☺
草履、下駄や雪駄などを履かなくなり6~70年、
我々現代日本人の足趾把持力低下は止まることを知りません。
皆さんはどう思われますか??
『足元がふらつく』と悩む高齢者や長期臥床後の患者さん。
足趾(そくし/足の指のこと)は体のバランスを取るための大事な部位。
足趾の機能が落ちるとバランス能力も低下し、転倒のリスクも高まります。
ふらつくことが原因でやや膝を構える患者さんがいます。足趾から足の甲は薄く細く踵に体重が寄り切っています。
また、お腹が出てきがちな40代以降の男女も重心的には同様の傾向があるので、
足趾把持力の衰えに要注意です。将来的な体のトラブルを予防するためにも、日頃から足趾のエクササイズをしておくことが大切です。
ポッコリお腹や衰えた足趾把持力のせいで、体の重心が足裏の後ろ側にいってしまい、
踵に体重が乗るようになります。そのため、足指で踏ん張ることが少なくなり、足趾の機能や筋力が落ちてしまうのです。
では、肝心のスタミナアップについてはといえば、残念ながら
「足趾を鍛えることだけで、すぐ直接的にスタミナアップにつながることはありません。」
しかし、足趾を鍛えることで、膝の痛みがなくなり、運動できる量が増えた結果スタミナが上るや、
足趾に力を入れて立つことで下腹部の力が使われるなど、間接的な部分では縁の下の力持ちとして重要です。
足趾の「外転筋」が、外反母趾を予防する。
外反母趾は女性に多い疾患だと思う人も多いようですが、実は男性でも外反母趾になり手術をする人もいます。
母趾がくの字に曲がってきている人や、家族に外反母趾がいる人は、特に注意が必要です。
外反母趾が悪化すると歩いているときも痛みが発生し、日常に支障が出る可能性もあります。
外反母趾を予防するためにも外転筋の運動は重要です。
一般的に、足趾把持力の鍛え方といえば、足趾を握る運動が知られています。
例えば、タオルを引き寄せるタオルギャザーや、お手玉を足趾で掴むなどのトレーニングがその代表ですが、
これらはあくまで脳卒中片麻痺などの重篤な方々へのリハビリテーションとして、なので
当院のような整骨院では最適とは言えませんね。
単純に、足指の外転筋は、足の指を思い切りパーに広げることで鍛えることができますし、
家でも気軽にできるため、忙しい方にも、オススメのエクササイズです。足趾をパーにするときは、
指が足と平行になるように意識してください。上下に反らないように横方向に広げることがポイントです。
外反母趾気味という人は、足趾を握る運動より、まずは母趾外転筋のエクササイズから始めるといいでしょう。
「足趾のエクササイズは、しっかりと足指を動かすことが大事。
骨がひとつずつ動くことや筋肉がしっかりと動いていることを意識し、
大きく遠く!関節を動かすイメージで!行いましょう!!」
足趾力は足首力!
足趾の筋肉は細かく分類すれば、たくさんありますが
大まかに分けると短趾筋と長趾筋と言い換えることができます。
これは手の筋肉に関しても同様なのですが、摘まむ力と掴む力の筋肉です☆
足のグーチョキパーは短趾筋を鍛えるのに最高のエクササイズです!
皆さん、是非お風呂や布団で毎日遊んでみましょう☺
また、長趾筋は足首回しでグルグルエクササイズ!
これだけで膝下の筋肉はすべて生き活きと生まれ変わるでしょう☆僕もまだ途上ですが鍛え中です(笑)
中にはこれらをすれば、「足や趾が攣る」という方々が多いと思います。
こういった方々は、脚の前後の曲げ伸ばし筋や足の表裏の握り拡げ筋や、趾の長短の摘まみ掴み筋などの間で
均衡が取れていないため、綱引き状態のまま引き攣りあったまま釣合いを取ろうとするためです。
そもそもの筋肉の歪みや、水分と電解質のバランスが崩れているため起こる症状なので
こういった方には、充分な水分と電解質の補給が必要です、思い当たる方は是非心掛けてくださいね。
リフレクソロジーも有効なので足趾、足首を鍛えたい方には是非オススメです☆
足趾、足首の強さはそのままFR(functional reach)自力回復可能な重心範囲の広さ
に直結するので、転倒防止や動作安定、運動パフォーマンスに影響します。
そして、体幹の基本的安定力は内臓の平常時での働きの安定性にも影響を及ぼすんですね。
毎日ほんの少しでも身体と遊ぶことで、心地よく健康へと歩む時間を育みましょう☆
WALK鍼灸整骨院副院長
柔道整復師 内藤
—————————————————-
大阪市福島区海老江1-11-2-106
WALK鍼灸整骨院 TEL06-6485-8484
参考文献/editeur 動ける体づくりの基本は「足趾力」にあり